4人の容疑者の推理方法
2019年5月18日 ゲーム4人の容疑者で、どういうふうにメモっていいか分からないとか、推理できないとかいう人がいるので、まとめてみました。
4人の容疑者に限らず、抜いたカードを当てるゲーム全般に役立つかと思います。
メモの取り方
僕は開始時に手番順で3,4周分書いておいて
質問者 回答者 質問 回答数 残りの要素の枚数 (有ったら)見せたor見せられたカード
というふうに書いてます。
例:A D 3、6 2 9、12 2
3巡目くらいからごちゃごちゃになってきたら、1度プレイヤーごとの情報をまとめるのも手
これの積み重ねからどう推理、確定していくか
①2枚以上が回答されそうな質問をする
当たり前ですが、まずは推理するよりも、実際にカードを見せてもらった方が早いです。
それに加え、手札を見せてもらえないと、他人が得た情報量と同じ情報量になってしまうので、なるべく見ることができる質問をして情報量を増やしましょう。
どういう質問をするかというと、序盤は自分の手札しか情報がないので、基本的には自分の持っていないカードを聞きましょう。
後は中盤以降でやりがちなんですが、一度見たカードの要素を含んだ質問をしてしまい、見せてもらったのに情報量が増えない場合があるので、重複しないように気をつけましょう。
逆に、他人に見せるときに同じカードを見せられるならそうした方がいいので、誰に何を見せたかはメモっておいた方が有利です。
ここからは推理の方法
初級編
②手札の枚数
3人プレイの場合は、5、5、5枚になります。
4人プレイの場合は、4、4、4、3枚になります。
なので、4人プレイ時にAさんが3、6時のカードを2枚持っていたら、手札の枚数から9、12時のカードは4ー2で2枚になります。
注:4人目の手札だけは3枚になるので、チェックミスをしないように注意
③要素の枚数
各要素の枚数は4枚です。
例えば、自分が3時のカードを2枚持っている場合、他の3人は3時のカードを合計2枚しか持っていません。
なので、もう1人3時のカードを2枚持っていたら、他の2人は3時のカードを持っていません。
中級編
④複数要素の枚数
③の発展系ですが、これを2つ以上の要素で考えましょう。
序盤でこれを使って確定するのは情報不足で難しいですが、中盤以降に見えてるカードが増えてくると有効な手です。
⑤抜けているカードの要素は3枚
カードを特定するほうが基本的には早いと思いますが、これも重要な要素です。
どれか1つでも全員の手札中に合計3枚しかない要素が有ったら、もう1つ3枚しか存在しない要素がわかれば、それが答えになります。
⑥回答の比較
各回答を比較して各要素を確定していきます。
例えば、既に3、6時の枚数を知っている人に、12時の枚数を聞けば自動的に9時の枚数もわかる等。
メモ書きの時点で残りの要素をメモっておくと、比較がしやすくなります。
上級編
⑦②~⑥の複合で考える
例を上げるのが難しいので、実際の回答からどう絞り込んだのかを説明して終わります。
後は大事なこととして、確定したものは随時表に書き込み、残りの数を減らしましょう。
そして、その状態で前の回答を見ることで、確定できるものが増えているかもしれません。
元
ⅠⅡⅢⅣ
a①②③④
b④①②③
c③④①②
d②③④①
プレイヤー:4番手
自分の手札+Aさんの手札1枚確認(自分の手札が3枚のため)
ⅠⅡⅢⅣ
a①②A④
b④①自自
c③④①②
d②③自①
№:質問者 回答者 質問 枚数
1:A B ①、② 3
2:B C Ⅰ、Ⅲ 3
3:C A Ⅰ 1
4:自 B a、b、c 3 見た:Ⅳa④
5:A 自 ④ 1
6:B C b 0
7:C A Ⅲ、Ⅳ 2
8:自 C ①、② 2 見た:Ⅰc③
9:A C Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ 1
10:B 自 b、c 2
11:C B a、b 2
12:自 A ①、②、④ 2 見た:Ⅰb④
13:A D d 1
14:B A ① 0
15:C B ②、③ 1
上から順に考えると
回答9からCさんはⅠを3枚持っていることがわかります。
また、回答6からCさんはb列を持っていないため、以下のようになります。
(Bは回答4の時点で手札を1枚確認済み)
ⅠⅡⅢⅣ
aC②AB
b④①自自
cC④①②
dC③自①
さらに、回答3からAさんがⅠの残り1枚を持っているため
ⅠⅡⅢⅣ
aC②AB
bA①自自
cC④①②
dC③自①
回答12からAさんが③を2枚持っているため、
ⅠⅡⅢⅣ
aC②AB
bA①自自
cC④①②
dCA自①
回答4からBさんがdを1枚持っているため
ⅠⅡⅢⅣ
aC②AB
bA①自自
cC④①②
dCA自B
回答8からCさんが③、④を2枚持っているため
ⅠⅡⅢⅣ
aC②AB
bA①自自
cCC①②
dCA自B
回答7からAさんの最後の手札はⅢ、Ⅳのどちらか、回答14からそれが②だと分かります
ⅠⅡⅢⅣ
aC②AB
bA①自自
cCC①A
dCA自B
回答11からBはc、dを2枚持っているため
ⅠⅡⅢⅣ
aC②AB
bA①自自
cCCBA
dCA自B
最後に、回答15からBさんは②を1枚持っている(この時点で埋まっているBさんの手札は①①④)ので
ⅠⅡⅢⅣ
aCBAB
bA①自自
cCCBA
dCA自B
となり、残ったⅡb①が答えになります。
4人の容疑者に限らず、抜いたカードを当てるゲーム全般に役立つかと思います。
メモの取り方
僕は開始時に手番順で3,4周分書いておいて
質問者 回答者 質問 回答数 残りの要素の枚数 (有ったら)見せたor見せられたカード
というふうに書いてます。
例:A D 3、6 2 9、12 2
3巡目くらいからごちゃごちゃになってきたら、1度プレイヤーごとの情報をまとめるのも手
これの積み重ねからどう推理、確定していくか
①2枚以上が回答されそうな質問をする
当たり前ですが、まずは推理するよりも、実際にカードを見せてもらった方が早いです。
それに加え、手札を見せてもらえないと、他人が得た情報量と同じ情報量になってしまうので、なるべく見ることができる質問をして情報量を増やしましょう。
どういう質問をするかというと、序盤は自分の手札しか情報がないので、基本的には自分の持っていないカードを聞きましょう。
後は中盤以降でやりがちなんですが、一度見たカードの要素を含んだ質問をしてしまい、見せてもらったのに情報量が増えない場合があるので、重複しないように気をつけましょう。
逆に、他人に見せるときに同じカードを見せられるならそうした方がいいので、誰に何を見せたかはメモっておいた方が有利です。
ここからは推理の方法
初級編
②手札の枚数
3人プレイの場合は、5、5、5枚になります。
4人プレイの場合は、4、4、4、3枚になります。
なので、4人プレイ時にAさんが3、6時のカードを2枚持っていたら、手札の枚数から9、12時のカードは4ー2で2枚になります。
注:4人目の手札だけは3枚になるので、チェックミスをしないように注意
③要素の枚数
各要素の枚数は4枚です。
例えば、自分が3時のカードを2枚持っている場合、他の3人は3時のカードを合計2枚しか持っていません。
なので、もう1人3時のカードを2枚持っていたら、他の2人は3時のカードを持っていません。
中級編
④複数要素の枚数
③の発展系ですが、これを2つ以上の要素で考えましょう。
序盤でこれを使って確定するのは情報不足で難しいですが、中盤以降に見えてるカードが増えてくると有効な手です。
⑤抜けているカードの要素は3枚
カードを特定するほうが基本的には早いと思いますが、これも重要な要素です。
どれか1つでも全員の手札中に合計3枚しかない要素が有ったら、もう1つ3枚しか存在しない要素がわかれば、それが答えになります。
⑥回答の比較
各回答を比較して各要素を確定していきます。
例えば、既に3、6時の枚数を知っている人に、12時の枚数を聞けば自動的に9時の枚数もわかる等。
メモ書きの時点で残りの要素をメモっておくと、比較がしやすくなります。
上級編
⑦②~⑥の複合で考える
例を上げるのが難しいので、実際の回答からどう絞り込んだのかを説明して終わります。
後は大事なこととして、確定したものは随時表に書き込み、残りの数を減らしましょう。
そして、その状態で前の回答を見ることで、確定できるものが増えているかもしれません。
元
ⅠⅡⅢⅣ
a①②③④
b④①②③
c③④①②
d②③④①
プレイヤー:4番手
自分の手札+Aさんの手札1枚確認(自分の手札が3枚のため)
ⅠⅡⅢⅣ
a①②A④
b④①自自
c③④①②
d②③自①
№:質問者 回答者 質問 枚数
1:A B ①、② 3
2:B C Ⅰ、Ⅲ 3
3:C A Ⅰ 1
4:自 B a、b、c 3 見た:Ⅳa④
5:A 自 ④ 1
6:B C b 0
7:C A Ⅲ、Ⅳ 2
8:自 C ①、② 2 見た:Ⅰc③
9:A C Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ 1
10:B 自 b、c 2
11:C B a、b 2
12:自 A ①、②、④ 2 見た:Ⅰb④
13:A D d 1
14:B A ① 0
15:C B ②、③ 1
上から順に考えると
回答9からCさんはⅠを3枚持っていることがわかります。
また、回答6からCさんはb列を持っていないため、以下のようになります。
(Bは回答4の時点で手札を1枚確認済み)
ⅠⅡⅢⅣ
aC②AB
b④①自自
cC④①②
dC③自①
さらに、回答3からAさんがⅠの残り1枚を持っているため
ⅠⅡⅢⅣ
aC②AB
bA①自自
cC④①②
dC③自①
回答12からAさんが③を2枚持っているため、
ⅠⅡⅢⅣ
aC②AB
bA①自自
cC④①②
dCA自①
回答4からBさんがdを1枚持っているため
ⅠⅡⅢⅣ
aC②AB
bA①自自
cC④①②
dCA自B
回答8からCさんが③、④を2枚持っているため
ⅠⅡⅢⅣ
aC②AB
bA①自自
cCC①②
dCA自B
回答7からAさんの最後の手札はⅢ、Ⅳのどちらか、回答14からそれが②だと分かります
ⅠⅡⅢⅣ
aC②AB
bA①自自
cCC①A
dCA自B
回答11からBはc、dを2枚持っているため
ⅠⅡⅢⅣ
aC②AB
bA①自自
cCCBA
dCA自B
最後に、回答15からBさんは②を1枚持っている(この時点で埋まっているBさんの手札は①①④)ので
ⅠⅡⅢⅣ
aCBAB
bA①自自
cCCBA
dCA自B
となり、残ったⅡb①が答えになります。
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